座 蒲

Ⅰ.座禅について
 ⅰ.なぜ座禅をするのか
   (手段としての座禅)
 ⅱ.座禅の作法(組み方)
 ⅲ.座禅
   (こころを落ち着かせ、
   ゆとりを生む方法)
 
Ⅱ.考え方について
     (本質の探し方)
 ⅰ.直観的な捉え方
 ⅱ.宗教的な考え方
 ⅲ.学問的な考え方

 

Ⅲ.まなぶということ

     (学習法について,

       座禅を基礎に)

 ⅰ.自力で考えるために

   ⅱ.ゼロから考え元める

         (奥底への到達)

   ⅲ.鼓動との対話

 ⅳ.身体との対話

     (身体を充実化する)

   ⅴ.まわりを感受する力

     (禅的感性について)

   ⅵ.自分という存在とその地平

 ⅶ.自分らしく

Ⅰ-ⅱ.座禅の作法(組み方)
 
 はじめに、座る前に下半身・上半身のストレッチをします。これはご自身で効果的と思われるやり方で構わないです。ただ、足首や股関節をよく伸ばされておくことをおすすめします。
 つぎに、座る段階になった時。実際に座るところに座蒲(ざふ)を下に敷かれるとよいです。なぜ座蒲を敷くかというと、座禅を実際に組む時にうまく座るためです。また、座蒲を敷けば股関節のかたい人でもうまく座れると思います。座蒲は市販でも売られています。一番よいのは、ご自宅から行けるところにある禅宗のお寺で行われている座禅会に参加して、そこで実際に使用されているものを使ってみて感じをたしかめたうえ、ご購入されるとよいと思います。私自身の体験では、高さがありあまりつぶれにくいものがおすすめです。座蒲を購入できない場合は、座布団をふたつ折りにしてその上に座るのでもよいと思います。   
 では実際の座り方について。座蒲の上に尻をのせ、半跏蒲座または結跏趺坐で足を組み、背筋はまっすぐになるように伸ばし、

あごを引き目線は前方1.0mくらいにおとすとよいです。手はかたちを作り下腹部前に置きます。この時、手と足の組み方で、イメージとして手を下腹部前で組むことで意識を下腹部に集中させ、この意識を足のかかとで下に押さえつけるようにします。そうすると次にお話する気の持ち方の基礎ができることになります。これで座る時の型は終わりです。   
 では座っている時の気の持ち方について。はじめのうちは、なにかと雑念に悩まされると思います。そのような時は、雑念を一度、あたまに集中させ、一息つくと同時に、あたまにある意識をまっすぐ下に落としていき、最終的には、足、尻の下に押さえつけるようにします。そうすると、あたまにのぼせていた意識を下腹部の下に集中させられるようになります。それと同時に、呼吸もおだやかになっていきます。(この時、呼吸は鼻呼吸、腹式呼吸するようにします。)また、意識を下腹部の下に置くことで、骨盤中央に位置する仙骨が熱くなるようになり、それが十分になると、仙骨から背骨のうえの方に向かって龍が昇っていくような意識が出来上がると思います。つまり、雑念内的なエネルギーに変換するのです。それができれば、あとは自然にチャクラ臍下(丹田)が開発されていくと思います。ここまでくれば、こころをおだやかにさせ、からだの健康状態があまりよくなければ、それも回復させることができ、またこころがより強くなるのを感じられるようになると思います。

 結跏趺坐              半跏蒲座